須田農園 二代目園主より
須田農園二代目園主、須田清です。幼少期のころを思い返すと、果樹や野菜等の畑仕事が毎日たくさんあり、学校が休みのたびに手伝いにかり出されるのが面倒で、どちらかというと農業が嫌いな青年でありました。早く終わらないかなーと思いながらもくもくと農作業をこなしていました。そんな農作業でも収穫の時は「楽しい」。作るのは大変でも豊作での収穫は「うれしい」。嫌いな作業の中にも、仕事での達成感を味わう瞬間がありました。
農業とは関係のない大学に進学し普通に就職をしました。サラリーマンは大変でしたが、毎月の給料とボーナスがあるので生活は安定しています。当時の私は、四人兄弟の三男だったこともあり、将来的には兄弟の誰かが農園を継ぐのだろうと思っていました。しかし、農園が忙しい時期に手伝いをするうちに、収穫する喜び、人に食べてもらって「おいしいね」と言ってもらえる幸せを知りました。最終的には農業の方がやりがいもあり楽しめるかなと思うようになりました。
25歳の時、思い切ってサラリーマンを辞め農業の道に入りました。父の基盤があったおかげでスムーズに農業に移行できました。また、若さゆえの根拠のない自信のようなものがあったことを記憶しています。結婚し、家族も増えて28年目の農業。山あり谷ありの決して順風満帆な道のりではありませんでしたが、父親、家族、お手伝いに来てくれるおばちゃんたち。皆さんに支えられてここまでやってこれたのだと思います。
先のことは分かりませんが、一日一日を精一杯頑張って健康で過ごせればまた明日に繋がっていくと思っています。これからも多くの方々に須田農園の果物をお届けしていきたいです。
